生活習慣病と脳血管障害の深い関係とは

こんにちは、ひかり整体院のえぐちです。

いかがお過ごしでしょうか？

昨日は脳卒中について簡単に書きました。

脳出血や脳梗塞などの脳血管障害は生活習慣病と深い関係があることはご存知でしょうか？

生活習慣病を軽く見ているとエライ目に遭います。

生活習慣病とは

生活習慣病（せいかつしゅうかんびょう）は、糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症など、生活習慣が発症原因に深く関与していると考えられている疾患の総称である。日本では、かつて加齢によって発病すると考えられたために成人病（せいじんびょう）と呼ばれたが、1980年代から若者の発症が目立つようになり、その後の調査で生活習慣が深く関与していることが判明してきた。このため、1997年頃から予防できるという認識を醸成することを目的として呼び方が変わった。
このような疾患と肥満を複合する状態を、医学的にメタボリックシンドロームと総称する。また、がん、脳血管疾患、心臓病の3大死因も生活習慣との関わりが強い。肥満はこれらの疾患になるリスクを上げる。この生活習慣とは、食事の内容、喫煙習慣、運動習慣、飲酒の習慣のことである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/生活習慣病

その名の通り、生活習慣が原因で発症する疾患のことです。
偏った食事、運動不足、喫煙、過度の飲酒、過度のストレスなど、好ましくない習慣や環境が積み重なると発症のリスクが高くなります。

生活習慣病には

高血圧
脂質異常症
糖尿病

などがあり、がん、脳血管障害、心臓病の3大死因とマリアナ海溝より深い関係があります。

今回は3大死因のひとつ、脳血管障害（脳卒中など）について書いていきます。

脳血管障害の発症リスク

脳出血や脳梗塞などの脳血管障害の最大の原因、ご存知ですか？

「コーラとハンバーガーの食べ過ぎ」

「運動不足のメタボ」

「お酒の飲み過ぎアルコール中毒」

「遺伝」

いろいろ思いつくと思いますが、最大の原因は

【高血圧】

発症した方の病歴を聴くとほとんどが

「健康診断で高血圧を指摘されたが治療してなかった」

「最近、血圧の薬を飲んでいなかった」

「薬を飲んだり飲まなかったり・・・」

って方が非常に多いのです。

自分は大丈夫って思ってる方ほど発症します。油断した時にヤツはやってきます。

血圧を上げないためには

塩分摂取量を減らす
適度な運動
バランスの良い食生活
水（ミネラルウォーター）をよく飲む
ストレスを溜めない

ことがとても大事になってきます。
皆さんは大丈夫ですか？

また、血圧が短時間で急に高くなったときに脳出血が発症しやすいと言われています。

具体的には入浴（とくに冬から春）、トイレでのいきみ、飲酒、喫煙などが発作の引き金となります。
寒い季節の入浴の前には、脱衣場と浴室を室温に近付けておくことが勧められます。
湯船はややぬるめ、そして長湯はさけましょう。

便秘がちな人は薬局で薬剤師に相談するか、かかりつけの医師に事情を伝えて下剤を処方してもらうのも選択肢となります。
根本的な便秘の改善にはなりませんが…。
あくまで一時的な応急処置です。薬に頼りすぎると後々その代償を払うことになります。

ちなみに脳梗塞は夏（6〜8月）の発症が多いことが分かっています。

原因は主に脱水です。

僕はアサヒが好きです

暑いとビールが美味しいですよね！

適度に酔っ払うとそのまま寝たくなりますが、身体の中ではアルコールの利尿作用が相まってどんどん水分が抜けていってます。
朝には完全な脱水状態です。
喉が渇くだけではありません。
身体の中の水分のほとんどが血液です。
血液の中の水分がどんどん抜けていってるんです。
つまり血液はどんどんドロドロ状態。
もういつ血管が詰まってもおかしくありません。

寝る前と起きた直後にコップ1杯の水（お茶はダメです）を必ず飲んでください。

これだけでだいぶ予防できます。

脳出血や脳梗塞は十分予防できる病気です。

今の生活を見つめ直してしっかり予防しましょう。

病気になってからじゃ遅いですからね。